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東京の感染者数増加が止まらない。

緊急事態宣言の解除後、高止まりが続く中、この時期、心配されるのが冷房が効いた部屋でのクラスター。

東京都では、28日の60人に続き、29日、新たに58人の感染が確認された。
28日は、ほぼ半数がホストクラブやキャバクラなどの関係者だった。

こうした室内での感染者が、今、各地で相次いでいる。

北海道・札幌市では、高齢者施設で29日、7人の感染を確認。

さらに、同じ北海道の小樽市で28日、14人の感染が確認された“昼カラ”店では、29日も新たに3人の感染を確認。

また、埼玉県や栃木県のキャバクラでも複数の感染者が出るなど、室内クラスターは深刻化。

特にこの時期心配されるのが、冷房の効いた部屋でのクラスター。

29日、最高気温30度近くを観測した東京都心。

特にジメジメした梅雨の時期は、涼しいカフェなどで時間を過ごす人が多いとみられる。

換気機能がない冷房機器を使う窓のない部屋で、人がせきをした場合、飛まつがどのように飛び散るかを解析した映像。

早送りで見ると、冷房の風に乗って飛まつが部屋中に拡散していくのがわかる。

つまり、冷房の効いた室内でも窓を閉めていると感染が広がるおそれが。

そのため、冷房が効いている電車でも、一部を除き、窓を開けての換気が行われている。

一方、飲食店ではどのように対応しているのか。

東京・文京区にあるアヒージョの専門店「あひーじょバル 山ぶどう」。

店内を見渡すと、冷房はついているのだが...。

あひーじょバル 山ぶどう・山崎生世さん「窓はいつも全開にしています。換気には気をつけています」

夏の暑さの中でも冷房をつけたうえで、全ての窓を全開。

換気をしっかり行い、万全の対策を心がけていた。

あひーじょバル 山ぶどう・山崎生世さん「アヒージョ屋なので、暑いし辛いし(お客さんは)汗ふきながら食べている。なるべく配慮はするんですけど、どうしても窓を閉めて、クーラーをかけてというのは今回できないなと」

夏場に欠かせない冷房。

涼しさを保ちながら室内での感染を避けるにはどうすればいいのか。

昭和大学医学部・二木芳人客員教授「空気の流れですね、換気を1時間に2回くらい部屋中の空気を入れ替えるくらいの換気を心がけていただく必要がある。場合によっては、サーキュレーターや扇風機とかを使っていただいて、空気の流れを作るということが重要です」

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