1ミランダ(北海道) [HU]2019/08/09(金) 01:11:32.33ID:Vqb7EvVP0?PLT(12015)
「この1本しか存在しません。持ち上げると震えてしまう」。
ジム・スミス教授はそう言いながら、蒸留酒「アトミック」のびんをそろそろと手にした。
「アトミック」は、チェルノブイリ原子力発電所周辺の立入禁止区域で採取された穀物と水で作った、職人技の「アルティザン・ウオッカ」だ。
そして、1986年の原発事故で立ち入り禁止になった地域で生まれた、一般向け商品の第一号だ。
作り手たちはまず、立入禁止区域の農地で作物を作ることから始めた。
「その(ライ麦)を使って蒸留酒を作ろうというのが、当初の計画だった」と関係者は言う。
英ポーツマス大学のスミス教授をはじめ、「アトミック」製造チームに参加するのは、長年にわたり立入禁止区域で調査を続けてきた研究者たちだ。
壊滅的な原発事故の後に、周辺の環境がどうやって回復してきたかを調べ続けてきた。
「アトミック」の販売利益を使い、原発事故による経済的打撃の影響がまだ残るウクライナ各地の地域社会を支援したいと考えている。
32ポラリス(東京都) [ニダ]2019/08/09(金) 01:18:33.47ID:Ge8sO09n0
福島第二